株式会社エニキャリが第三者割当増資による資金調達を実施

株式会社エニキャリは、EEI5号イノベーション＆インパクト投資事業有限責任組合、九州広域復興支援投資事業有限責任組合、Future Food Fund 2号投資事業有限責任組合、京信イノベーションC２号投資事業有限責任組合の計４者を引受先とした第三者割当増資による資金調達を実施した。

同社は、ラストワンマイル物流に特化した物流ソリューション事業を展開しており、福岡を中心とする九州全域や京都をはじめ、対応エリアを広げていく予定である。システム面では、当社配送リソースに加え幅広いパートナー企業様の配送リソースを融合させた当社独自のフィジカル（*）インターネットプラットフォームの開発を強化していく予定である。

当社は、クイックデリバリーラストワンマイル物流を総合的に支援する物流DX企業であり、自社デリバリーサイトを簡単に構築可能である。ランダムに発生する配達情報における起点・終点の地点情報を基にする自動配達アサインシステムをSaaS形式で提供し、店舗での注文管理タブレットAPPと配達員スマホAPPとも自動連携する。当社の環境にやさしい配達手段は、ドライバー不足という物流業界の社会課題の解決に貢献しており、非常に社会的意義が高いと言える。

今回の資金調達によって、物流業界における所謂「2024年問題」の解決に向けた取り組みに、弊社の運営子会社であるREVICキャピタル株式会社を通じて組成した九州広域復興支援ファンドから参加し、さらに、地域配達員の雇用創出を通じた地域経済全体の活性化に期待されている。