株式会社エリアノ、電源開発株式会社より資金調達を実施

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株式会社エリアノ、電源開発株式会社より資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2023.12.26

電源開発株式会社(以下、「J-POWER」という。)は、株式会社エリアノ(以下、「同社」という。)が発行する第1回転換社債型新株予約権付社債を取得した。今後は、J-POWER支援を受け同社の事業推進およびトレーラーハウスを活用したBCPや地産地消の取組を加速していく予定である。

同社は、創業以来、スタイルキャビン事業(トレーラーハウスの企画・設計・販売・レベニューシェア事業)に取り組んできた。このたび、新規事業として、Ones Home事業(トレーラーハウスを活用して地域一押しの絶景ポイントに、第二のふるさととして滞在できる権利を非代替性トークン(NFT)を活用して販売する事業)の取り組みをはじめている。

J-POWERのご支援をいただき、「地域の魅力を活かした地域と都市の交流・共生」や「発電・蓄電の地産地消」などの取組みを、トレーラーハウスを活用して一層強化し、BCPの観点でも、この取り組みに尽力していく。

Ones Home事業では、既に国内複数の場所で、取組開始に向けた具体的な契約フェーズに入っており、2024年4月の正式リリースに向けて着実に準備を進めている。

具体的な取り組みとして、宿泊施設やレンタサイクル事業を手がける株式会社わっか(愛媛県今治市)と連携し、トレーラーハウスを活用したワーケーション施設を2024年4月に開設させる。こちらでは、企業がワーケーション施設として滞在する権利を購入し、従業員への福利厚生やチームビルディングの拠点として活用して頂く。その他に、この施設を活用してマイクロオフグリッドの検証や通常の宿泊予約ではなく非代替性トークン(NFT)として滞在する権利を販売する仕組みも実施していく予定である。

また、ワーケーションと併せてインバウンド等長期滞在する団体利用者の呼び込みも行い、わっかが手がけるレンタサイクルや船釣りなどの観光体験をもとに地域経済への波及効果も追及していく。