株式会社ジラフ、シリーズDラウンドにて総額約13億円の資金調達

Image Credits: 株式会社ジラフ

株式会社ジラフ、シリーズDラウンドにて総額約13億円の資金調達

uniqorns編集チーム 2023.08.01

東京・中野に本社を置く株式会社ジラフ(代表取締役:麻生輝明)は1日、シリーズDラウンドにおいて第三者割当および借入により、2023年3月と7月の2ndクローズと3rdクローズにて約13億円を調達したと明らかにした。引受先は株式会社丸井グループ(代表取締役社長:青井 浩)やJ.フロント リテイリング株式会社といった企業など多岐にわたる。これは前回の1stクローズに続くもので、このラウンドにより累積調達額は過去最大となった。

株式会社ジラフは、麻生輝明氏(現・代表取締役)らにより2010年に創業。買取比較サイト「ヒカカク!」をはじめとする複数のオンラインサービスを展開している。その他にも、コレクター向けのトレカ専門店「magi」やスニーカーショップ「Magi Kicks」など、リアル店舗も運営しており、各事業は順調に推移している。

ヒカカク!を中心に、各事業は成長を続けており、特に2023年5月の単月売上では6億円を突破するなど、好調さを示している。ネット上での取引に留まらず、リアル店舗の展開も力を入れている同社は、多様な事業展開によりユーザーの満足度を高め、市場を拡大している。

株式会社ジラフは、今回調達した資金をもとに、各事業の成長をより一層加速させる計画である。具体的には、既存事業の強化と新規事業の開発、そして全体のオペレーション強化に注力する。また、資金調達を実施したことにより、組織体制の強化にも取り組む予定であり、各部門での新規採用を進めるなど、全体のパフォーマンス向上につながる施策を推進していく。