株式会社チケミー、INTMAX Co-Founderの日置玲於奈氏から資金調達

Image Credits: 株式会社チケミー

株式会社チケミー、INTMAX Co-Founderの日置玲於奈氏から資金調達

uniqorns編集チーム 2023.06.27

東京都文京区に本社を置く株式会社チケミー(代表取締役:宮下 大佑)は、この度、ステートレスなzkRollupを手掛けるINTMAXのCo-Founderである日置玲於奈氏から資金調達を実施したと発表した。ラウンドステージは不明、このラウンドで調達した資金額は明らかにされていない。

株式会社チケミーは、「世の中の隠れた価値を見つけだし、あるべき場所にあるべき価値を届ける」をミッションに、ブロックチェーン技術と既存産業の融合を大きなテーマとして活動している。このビジョンの一環として、チケミー社は国内初のモノと権利のマケプレアプリを提供している。このアプリは、エンタメ業界や不動産業界、流通業界など様々な事業者から利用されている。

日置玲於奈氏は、京都大学工学部在学中にIPA Security Campに入賞し、セキュリティプライバシーの分野で活動してきた。その後、NFT(ノンファンジブル・トークン)による権利証明を応用した新サービスを提案し、会員制コミュニティとNFTの取引市場を組み合わせた「Ryodan」をリリースしている。現在は、ステートレスなzkRollupを手掛けるINTMAXのCo-Founderを務め、2022年にEthereum Foundationからのグラントを受け、2023年にはCrypto Valleyで最もパフォーマンスの高いブロックチェーン・プロジェクトTOP50に選出されている。

株式会社チケミーは、日置玲於奈氏を投資家として迎え入れ、今後、ブロックチェーン技術の社会へのさらなる実装とグローバル化を目指す。特に、モノと権利のマケプレアプリ『TicketMe(チケミー)』については、さらなる二次流通の活性化と利益還元機能の拡大が期待されている。
『TicketMe(チケミー)』は、需要が大きい一方で供給が限られるイベント入場券やアーティストグッズ、会員券などのモノや権利を二次流通させることで、利益を売買者だけでなく、販売者にも還元する仕組みを有している。また、価値が認知されていないために売れないモノや権利についても、多くの人に認知させる機会を提供している。

このようなモノや権利を『チケット』として自由に売買することが可能で、商品の受け取りやイベント参加前に、TicketMe内外のNFTマーケットプレースで自由に二次流通することができる。二次流通時の利益の一部は、一次販売者に還元される仕組みとなっている。

株式会社チケミーは、モノや権利のやりとりを活発化させ、流動性を高め、あらゆる価値が圧倒的な低コストでやり取りされる世界の実現を目指している。今回の資金調達をもとに、ブロックチェーン技術の更なる社会実装およびグローバル化に向けた取り組みを強化し、そのビジョンを具体化させるための様々な活動を展開する予定だ。