株式会社ファーメンステーションが2.3億円の資金調達を実施

株式会社ファーメンステーション（本社：東京都、代表取締役：酒井里奈）は、2.3億円の資金調達を完了した。ファーメンステーションは、独自の発酵技術を用いて未利用資源を再生・循環させることを目指すバイオものづくりスタートアップであり、今回の資金調達により、独自の発酵アップサイクル技術基盤を用いた未利用バイオマスのアップサイクル、化粧品・食品原料等に展開可能なバイオ素材の開発を加速し、バイオものづくり市場における事業開発・研究開発を強化していく予定である。

第三者割当増資においては、既存株主であるSXC投資事業有限責任組合（株式会社SXキャピタル）、株式会社脱炭素化支援機構、宝ホールディングス株式会社、ＴＢＳイノベーション・パートナーズ合同会社、ステージアップファンド投資事業有限責任組合（スパークル株式会社）、吉松徹郎氏・山田メユミ氏（2名ともに株式会社アイスタイル共同創業者）等の個人投資家から資金調達を実施した。

ファーメンステーションは、未利用バイオマスを独自の発酵技術で付加価値ある素材へとアップサイクルする研究開発・事業開発を行っており、脱炭素化社会に向けた社会課題解決を通じ、インパクトの創出を追求してきた。今回の資金調達により、バイオものづくり市場における研究開発・事業開発を強化し、さらなる事業拡大を目指す。

ファーメンステーションは、食品・飲料メーカー等から出る製造副産物や規格外品等の未利用バイオマスを利用し、化粧品や食品等の原料を開発・製造する事業を展開していく予定である。また、持続可能なものづくりとして注目されるバイオものづくりへの需要が高まっており、ファーメンステーションはそのニーズに応えるべく、独自の発酵アップサイクル技術や豊富な未利用バイオマス詳細データベースを活用し、素材開発や共同研究開発を進めていく。
ファーメンステーションは、引き続き社会課題解決に貢献し、未利用資源のアップサイクルを通じて持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいく予定である。