株式会社メドミライの累計調達額、約9.4億円に到達-新たに小野デジタルヘルス投資合同会社、ARKRAY & PARTNERSが参画、資本調達を追加実施
uniqorns編集チーム 2023.06.28
東京大学の医工連携の枠組みから誕生した株式会社メドミライ(本社:東京都文京区、代表取締役:小野寺達也)は、新規投資家として小野デジタルヘルス投資合同会社(本社:東京都中央区、職務執行者/社長:伊藤雅樹)とARKRAY & PARTNERS Pte. Ltd.(本社:シンガポール、職務執行者:鬼形洋平)を迎え、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:植田浩輔)やi-nest capital株式会社(本社:東京都目黒区、代表:山中卓)といった既存株主と共に、追加の資金調達を実施した。これによりメドミライの累計調達額は総額約9億4千万円に到達したのである。ただし、各社の出資金額および出資比率は非公開となっている。
社会的課題とメドミライの目指す世界
先駆けて急速に進行する日本の少子高齢化の現状において、自分の健康を自分で守るための情報インフラと医療者不足や偏在に対応した医療システムを両立させることが社会保障としての医療の保持と新しい健康産業の創出の急務である。
Personal medical care in your hand をミッションとするメドミライは、メタボ治療補助用医療機器プログラム「MED MIRAI」の開発や健康診断データ等の解析から数年後のメタボリスクを予測及び可視化し行動変容につなげるアプリ「MIRAMED」を活用した遠隔特定保健指導を展開しており、今回の調達を通じて事業開発を加速させる予定である。
メドミライは、複合的な疾患であるメタボのリスク等を可視化する技術を基盤に、生活習慣を改善したい患者と患者に伴走する医療者の双方をサポートすることで、予防から早期治療までメタボ対策全体の質向上、健康医療DXに貢献することを目指す。