株式会社モーション、2.5億円の資金調達を実施

株式会社モーションは、データサイエンスによる最適化技術を活用して勤務シフトソリューション「Optamo」を展開する企業である。

この度同社は、スケジュール最適化技術をフリート向けEV導入支援、エネルギーマネジメント分野へ応用し、グローバルに加速するEV普及およびエネルギーマネジメント需要に向けたソリューション開発を中心に事業規模を加速させるために、株式会社環境エネルギー投資が運用するEEI５号イノベーション＆インパクト投資事業有限責任組合、兼松コミュニケーションズ株式会社、大和自動車交通株式会社、株式会社フェアーを引受先として、2.5億円の資金調達を実施したことを発表した。

モーションは、創業以来、AIおよびデータサイエンスに基づく解析アルゴリズムを実装したソリューション開発に取り組み、「最適化で社会を改革する」という企業ビジョンを掲げてきた。

今回の資金調達は、このテクノロジーを更に磨き上げ、効率的で持続可能なソリューションを提供するために活用することで社会全体に対する貢献を加速させていくことを目指している。

モーションは、最適化技術を活用したEV充電器ネットワーク向けシステムを手掛けており、また、最適化ソリューションのひとつに「Optamoシリーズ」という働き方改革、労働力不足の課題に直面する企業向けソリューションがある。

Optamoシリーズは、流通、小売、物流、医療、介護、製造業分野を含む多様な業界において、スタッフのスキル組合せを最適化するための機能を備えており、スタッフの人員数規模に柔軟に対応するシフト管理に特化した製品である。

今回の調達資金は、主にモビリティ関連分野へのソリューションおよびその事業開発に注力していくことが予定されている。