株式会社レコテック、Circularity Design Tool – poolの事業拡大に向けた第三者割当増資を実施――資源価値の終わりを始まりに変える挑戦

東京・千代田に本拠を置く株式会社レコテック（以下、「レコテック」）は14日、最近のラウンドで増資を行ったことを公表した。ラウンドステージは明らかにされていない。このラウンドはSpiral Innovation Partners株式会社（投資事業有限責任組合であるLogistics Innovation Fund）を引受先とて実施した。これは、Circularity Design Tool - pool（以下、「pool」）の事業拡大を目指すための一環だ。

レコテックは、サーキュラーエコノミーの実現に向けて「世代間責任を果たす」をミッションに掲げ、資源価値の終わりを始まりに変える「pool」、国産100%PCR材「pool resin」、資源循環に向けた「Circularity Design Consulting」の3つの事業を展開している。

「pool」は、資源価値の終わりを始まりに変えるクラウドサービスで、都市資源をデータ化し、リサイクル材料を活用したい製造業者と排出事業者を繋ぎ合わせて循環型サプライチェーンをデザインする。

レコテックは今回調達した資金をもとに、poolの事業拡大を推進する。また、複数の業種の民間企業、地方自治体と連携を進め、リアリティのあるサーキュラーエコノミーを実現することを目指す。事業の推進フェーズへの移行に伴い、採用も強化する。