株式会社無花果、エンジェルラウンドにて資金調達を達成——教育改革に向けた取り組みを一層加速

Image Credits: 株式会社無花果

株式会社無花果、エンジェルラウンドにて資金調達を達成——教育改革に向けた取り組みを一層加速

uniqorns編集チーム 2023.07.10

岡山・岡山市に本拠を置く株式会社無花果(以下、無花果)は10日、最新ラウンドにて資金を調達したと発表した。ラウンドステージはエンジェルラウンドで、資金調達に参加したエンジェル投資家は4名である。これは2023年4月に設立したばかりの同社が初めて行うラウンドである。

無花果は、岡山出身の教育者である中藤寛人氏(現・代表取締役)らにより2023年に設立された。同社は、「無花果高等学園」の運営や教員研修・養成システムの研究開発、「無花果もえぎ」フリースクールの運営サポートを行っている。

その一つ、無花果高等学園では、週1日以上の通学とレポート学習により、高校卒業資格が取得できる通信制サポート校(学習等支援施設)を提供している。「一人でも、みんなでも」「好きでも、嫌いでも」「あっても、なくても」の3つのコンセプトを大切に、生徒の希望する今や未来の実現に向けてコースを提供している。

また、教員研修システム開発においては、“よい教育”をより実践していくための教員研修・ノウハウ提供を行なっている。「先生のための先生AI」の開発を進め、教育の質を向上させていく考えだ。

一方、「無花果もえぎ」は、子どもたちに学校以外の居場所をつくるフリースクールで、子どもたちが自分たちのペースで「やりたい」ことを見つけ、実現するための場所を提供している。

無花果は今回調達した資金をもとに、スクールの全国展開やEdTechをキーワードに、より「“よい教育”をつくる。とどける。」を実現していくための事業を加速させていく予定である。