株式会社笑農和、シリーズB ファーストクローズで資金調達ー累計調達額2.8億円に

株式会社笑農和がシリーズB ファーストクローズでの資金調達を実施し、累計調達額は2.8億円である。
株式会社笑農和はスマート水田サービス「paditch（パディッチ）」の開発、運営を手掛けている。本資金調達により、水田のメタンガス削減を遠隔・自動で行い、水田由来のカーボンクレジットを販売する取り組みを行う。また、稲の生育ステージを判断しながら、適切な水管理をデータを元に提供する。

株式会社笑農和は、「IT農業を通じて笑顔の人の和を創り社会に貢献する」を企業理念として掲げており、スマートフォンやパソコンを使用して水田の水門やバルブをＩｏＴで繋ぎ、遠隔で水位・水温の確認や開閉作業を行うことができるシステム「paditch（パディッチ）」を開発・販売している。

「paditch」は、農業における生産性向上を実現する製品であり、圃場整備事業を含め、全国で1200台以上が導入されている。また、水田由来のカーボンクレジット（排出権）販売の取組も行い、農業分野における人手不足や重労働問題の解消、サステナブルな社会の実現に寄与することを目指している。