株式会社Anique、シリーズAにて6.1億円を調達

Image Credits: 株式会社Anique

株式会社Anique、シリーズAにて6.1億円を調達

uniqorns編集チーム 2023.06.19

東京都渋谷区を拠点とする株式会社Anique(代表取締役:中村太一)は19日、直近のラウンドで約6.1億円を調達したと明らかにした。
ラウンドステージはシリーズA。このラウンドでは凸版印刷、CARTA Ventures、Kasagi Laboが新たに参加し、既存投資家であるMIXI、W incも再投資を行った。

Aniqueは、日本のマンガ・アニメ・ゲームIPの価値を最大化し、世界中のユーザーに楽しんでもらうことを目指している。そのため、グッズ販売、オンライン展覧会、NFTといったサービス・体験の提供を通じて、フィジカル・デジタル両方の側面からIPの価値最大化に取り組んできた。

2021年の世界の日本アニメ市場は2.7兆円と、過去最高であった2019年の2.5兆円を大きく超えて成長し、特に日本を除く海外市場は約5倍にまで拡大し、日本の市場規模と同等に迫る規模となっている。

Aniqueは、このような市場の成長を背景に、世界中のファンと作品をつなぐための商品化や体験の提供に注力。その結果、海外でも一部の有名作品の展開が始まっているが、まだまだ展開されていない作品も多く存在している。

今回調達した資金をもとに、Aniqueはグローバル展開を本格化し、日本のマンガ・アニメ・ゲームIPをより多くのユーザーに、より楽しい体験として届けることを加速させる予定だ。
これに伴い、営業、デザイナーを中心に、優秀でやる気にあふれたアニメ好きな人材の募集も行っている。