株式会社BMMがサムライインキュベートから資金調達

image credit:株式会社BMM

株式会社BMMがサムライインキュベートから資金調達

uniqorns編集チーム 2023.08.21

三重県志摩市にある株式会社BMMは、株式会社サムライインキュベートが運営するSamurai Incubate Fund 7号投資事業有限責任組合から資金調達を実施することになった。

BMMは、これまで地方自治体向けのプラットフォーム構築支援や自治体のニーズに沿ったDX支援など、デジタルテクノロジーを活用したコンサルティング業務を行ってきた。

また、昨年4月にはサテライトオフィス「the circle satellite」をオープン、同年8月には志摩市初のミニマムホテル「the circle apartment」の運営を開始するなど、「旅するオフィス」をテーマに地方の観光事業における課題解決にも着手している。

そして、2023年2月にリリースしたエアモビリティチャーターアプリ「AIRC」の運用を皮切りに、トラベルの総合プラットフォームを展開し、更なる地方観光産業の活性化を目指す。

今回の資金調達を機に、BMMはラグジュアリートラベルの総合プラットフォーム構築を行い、富裕層のお客様から、感動がもっと身近になる世界(=Luxury2.0)を目標に掲げる。

そのためにもっと観光をライトにし、感動がより身近なものになる、それがBMMの目指す「Luxury2.0」だ。現地についてから得たマイナーな情報によって衝動的に行き先を変更したり、SNSで見つけた秘境へ思い立って旅をしたりと、その瞬間における欲求に沿うことこそがかつてないほどの感動や特別な体験を可能にするであろう。また、このプラットフォーム構築により「知らないこと」「行けない場所」を減らすことで、あまり有名でない地域であっても観光客増加が見込め、地方経済の活性化も期待できる。

Luxury2.0実現の第一歩として、2023年2月ユーザーとエアモビリティをマッチングするアプリケーション「AIRC」を富裕層向けにリリースした。1番近いヘリポートから行きたい場所まで、アプリで簡単にヘリをチャーターすることができ、交通インフラの行き届いていないエリアへの短時間での移動も可能にする。

今後は、ヘリ以外の移動手段を追加、また宿泊やレストラン、アクティビティに関する予約もAIチャットを用いて一括で管理し、旅のコンシェルジュを全てアプリで完結する総合プラットフォームの確立を目指していく。これにより旅程確定までに生じるやり取りを最小限にし、顧客のニーズに沿うマイナーな目的地も提案可能に、衝動的な旅行を楽しむことを実現する。

BMMは、増田晋太郎代表取締役が「移動」からDX化を進め、Uberのように手軽にヘリやプライベートジェットを手配する「AIRC」アプリをリリース。今後、日本だけでなくアジア、世界とトラベル業界を変革し、多くのお客様の「感動を身近に」して行く予定だ。