株式会社COTEN、世界史データベースの開発のため1.2億円の資金調達を実施

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株式会社COTEN、世界史データベースの開発のため1.2億円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2023.10.06

株式会社COTENは、人類の叡智をアーカイブする世界史データベースの開発に取り組んでいる。株式会社ドーガン・ベータ及び株式会社丸井グループ等の13名の投資家から、総額約1.2億円の資金調達を実施した。

同社の目指す世界史データベースは、客観性と網羅性を備えた人類の叡智のアーカイブである。その利活用を通じて、歴史上の人間の活動を多角的に探求し理解する手助けを社会に提供できるものであると考えている。この理想を実現するため、長期的かつ持続的に、歴史情報の収集に取り組む体制が不可欠であると認識している。

しかし、現在の投資環境では、短期的利益を重視する傾向があり、事業主は短期的利益に直結するような事業判断を求められることが多い。このような状況を考慮し、今回の資金調達では、投資による金銭的利益を目的とせず、同社の理念に共感してくださったパートナーの方々のみを株主として迎え入れることを決定した。

今回調達した資金をもとに、今後も人類に資する形での世界史データベースの開発を長期的に推進し、人文知の持つ可能性を広く社会に届けていく活動に尽力していく。また、短期的な利益に追従する現行の金融システムの慣習にとらわれず、持続可能な資金調達の探求と実践を続けていくことも考えている。