株式会社Hyperithm、Web3ゲームエンジンの世界最高水準とされる「Paima Studios」への出資を実施――ブロックチェーン領域で革新的な技術を生み出す
uniqorns編集チーム 2023.07.27
東京・千代田に本社を構える株式会社Hyperithm(代表取締役:ロイド・リー)は27日、Web3ゲームエンジンを提供する世界最高水準の「Paima Studios」に出資したことを明らかにした。この出資は、Hyperithmが積極的に開拓しているWeb3エコシステムへの投資の一環であり、ブロックチェーン技術の普及と成長に対するHyperithmの強いコミットメントを再度証明するものとなった。
株式会社Hyperithmは、2018年に設立以来、日本と韓国からのオペレーションを通じて、幅広い機関投資家向けに暗号資産富裕層管理事業を展開してきた。特に2022年3月には、Coinbase VenturesからのシリーズBブリッジラウンドの資金調達を完了し、2022年5月には日本初のビットコイン建てファンドの運用を始めた。さらに2022年6月には、Web3エコシステムの活性化を目指しWeb3エコシステムファンドを設立し、Web3の成長に寄与する有望なプロジェクトへの投資を積極的に行っている。
今回出資を受けたPaima Studiosは、開発者がWeb2プログラミングスキルを活用して完全に信頼性のあるWeb3ゲームやアプリを構築するための唯一のブロックチェーンゲームエンジン「Paima Engine」を開発している。開発者は、JavaScript、リレーショナルデータベース、および従来のWeb2スタック全体に対する長年の知識を活用しながら、最先端のレイヤー2ブロックチェーン技術を完全に活用することができる。
Paima Studiosは、基本的な研究と開発を自社で行い、Paima EngineでWeb3ゲームの本質を実行・実装している。Paima Engineに基づくレイヤー2は、デプロイされたブロックチェーンの基本的なセキュリティを継承し、他のロールアップL2ソリューションとは異なり、ブリッジやカストディのリスクがない。このように、Paima StudiosがWeb3の複雑さを抽象化し、開発者がゲーム開発に専念できるようにする。
Hyperithmは、この出資を通じて、ブロックチェーンの知識を持ち、Dappsを開発できるエンジニアの不足というWeb3業界の大きな課題の解決を支援し、Paima Engineのような優れた技術の普及によりWeb3の大衆化と分野の発展に貢献するとしている。さらに、Hyperithmは今後もブロックチェーン領域で革新的な技術を生み出す企業やプロジェクトへの投資を積極的に行い、Web3エコシステムの発展を推進していく意向を示している。