株式会社HYPERITHMがAI搭載のWeb3検索エンジン「Kaito」に出資

image credit:株式会社HYPERITHM

株式会社HYPERITHMがAI搭載のWeb3検索エンジン「Kaito」に出資

uniqorns編集チーム 2023.08.24

株式会社HYPERITHMは、AIを搭載したWeb3検索エンジン「Kaito」に出資したことを発表した。

Kaitoは、業界初のLLMベースのWeb3検索エンジンのパイオニアであり、オフチェーンにあるWeb3に特化したデータとオンチェーンのデータを組み合わせることで、Web3のあらゆるトピックについて情報をフィルタリングし、明確なシグナルを提供する直感的なWeb3検索エンジンを構築している。

2022年に設立されたKaitoは、Web3分野で最も強力かつ最大のAIチームを編成しており、同社は最先端のAuto-GPT技術と高度なLLMを活用しており、将来的にはLLMベースのデータラベリングやプライバシーが保護されたMLトレーニング、コンテンツ配信、ファクトチェック、取引最適化などといった最先端のAI技術を、クリプトインフラやアプリケーションに幅広く導入する予定である。

KaitoのLLMベースの検索エンジンは、2023年6月20日にベータテストを開始し、現在80,000人以上がウェイティングリストに登録している。

HYPERITHMは、AIを搭載した検索エンジンのKaitoを活用することで、暗号資産業界の断片化されている情報を簡単にまとめることができる。暗号資産業界の情報をまとめる業務は大幅に短縮され、近い将来リサーチしてレポートにまとめる業務は無くなることであろう。

HYPERITHMは2018年1月の創業以来、日本と韓国を拠点に機関投資家などを対象とした暗号資産のウェルスマネジメント事業を展開しており、日本においては、適格機関投資家等特例業務の届出を、韓国においては日本の暗号資産交換業に相当する暗号資産事業者の届出を完了している。

2022年3月には、シリーズBのブリッジラウンドにてCoinbase Venturesより資金調達を行った。2022年5月からは適格機関投資家等特例業務に基づく国内初ビットコイン建てのファンドを運用開始しており、2022年6月には、Web3のエコシステムの活性化を目的とした、Web3ファンドを組成し活発に投資を行っている。