株式会社LIVE BOARD、博報堂DYメディアパートナーズより資金調達

Image Credits:株式会社LIVE BOARD

株式会社LIVE BOARD、博報堂DYメディアパートナーズより資金調達

uniqorns編集チーム 2023.12.22

株式会社LIVE BOARDは、株式会社NTTドコモと株式会社電通が共同で設立した企業であり、株式会社博報堂DYメディアパートナーズが出資することが決まった。これにより、DOOH※1市場の普及・拡大が推進されることとなる。ドコモ、電通、博報堂DYメディアパートナーズ、LIVE BOARDの4社は、統一したOOH※2メジャメントの策定や、テレビ・デジタル・DOOHの3つのメディアで共通した指標による効果測定が可能な世界を実現するために取り組んでいくことになる。

LIVE BOARDは、ドコモと電通によって2019年2月に設立された合弁会社であり、日本のOOH市場のDX化を推進することを目的としている。現在、LIVE BOARDは、日本全国の交通系や屋内外の媒体企業との連携を通じて、独自のネットワークを構築し、51,700面以上、リーチ数3,000万MAUを超える配信面を有している。また、国内最大級の通信キャリアのビッグデータを活用することで、性・年代別のターゲティングなど、従来のOOHでは難しかった“ヒト”を基点とした配信を実現している。

この度、博報堂DYメディアパートナーズがLIVE BOARDに出資することで、広告業界におけるDOOHの地位がさらに強化されることとなる。電通や博報堂DYメディアパートナーズは、各社の広告プランニングツールにLIVE BOARDが提供するデータを搭載し、テレビ、デジタルに加えてDOOHを統合したメディアプランの作成や予測が可能になることを目指している。

株式会社NTTドコモ、株式会社電通、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ、株式会社LIVE BOARDの4社は、統一的なメジャメントの策定や統合的なメディアプランニングを通じて、広告効果の最大化を目指し、OOH市場の拡大に貢献していく予定である。

※1 「DOOH」とは、Digital Out of Homeの略で、交通広告、屋外広告、商業施設などに設置されたデジタルサイネージを活用した広告媒体のこと。
※2 「OOH」とは、Out of Homeの略で、交通広告や屋外広告、商業施設での広告など、家庭以外の場所で接触する広告媒体の総称。