株式会社NEWLOCALが3,000万円の追加調達ー累計調達額は8,000万円に
uniqorns編集チーム 2023.09.21
株式会社NEWLOCALはこの度、福岡県福岡市に本社を置く自然電力株式会社、東京都港区に本社を置く株式会社ゼブラアンドカンパニー、谷家衛氏、太田直樹氏ほか複数の個人投資家から、約3,000万円の第三者割当増資を実施した。2023年3月に実施したファーストクローズと合わせて、累計約8,000万円のシードラウンド調達となる。
今回の資金調達により、創業メンバーの採用、各地域での事業推進、地方創生の人材とファイナンスの仕組みづくりをしていく。また、NEWLOCAL・自然電力・ゼブラアンドカンパニーは事業を通じて企業の枠を越えたムーブメント・コミュニティを育み、新たな価値と仕組みをつくっていくことを目指し、具体的な連携を進めていく予定である。
自然電力は、「青い地球を未来につなぐ ”We take action for the blue planet.”」を掲げ、世界7ヵ国で1ギガワット以上の再生可能エネルギー発電事業に携わってきた。新たな資本循環の仕組みを構築することや、世界中の地域をネットワークでつなぎ新たな価値を創出することを目指している。地域との関わりは深く、地域電力事業やGreen Business Producersの発起人として、地域産業の振興・創出や社会課題解決を志す地域の事業者の後押しをしている。
ゼブラアンドカンパニーは、「ゼブラ企業」という概念の認知拡大のためのムーブメント・コミュニティづくり、社会実装のための投資や経営支援を行っている。ゼブラ企業は、複雑な社会課題に挑戦し、持続的な相利共生を築き、新たなお金の流れを生み出す特徴を持っている。
NEWLOCALは地域・不動産領域に特化したゼブラ企業として、ゼブラアンドカンパニーと連携し、地域事業の実践を通したゼブラ経営の理論化および洗練化、地域起業家や地方金融機関との相利共生のムーブメント・コミュニティづくり、不動産領域における新たな金融の仕組みづくりを進めていく予定である。
株式会社NEWLOCALは「地域からハッピーシナリオを共に」をミッションに、不動産開発を中心としたまちづくりを行い、人口減少時代に持続可能な地域モデルの実現を目指している。現在は長野県野沢温泉・御代田町、秋田県男鹿市の3つの地域で事業を展開し、今後5年間で10地域への拡大を目指している。