株式会社Personal Health Tech、1.5億円を調達 – 健康管理サービス「けんさぽ」の進化に向けて

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株式会社Personal Health Tech、1.5億円を調達 – 健康管理サービス「けんさぽ」の進化に向けて

uniqorns編集チーム 2023.07.28

株式会社Personal Health Tech(本社:大阪府大阪市、代表取締役:新田哲哉)は、100円から始められる企業向け健康管理サービス「けんさぽ」を展開する一方で、コストパフォーマンスに優れたヘルスケアサービスの開発・提供を手掛けてきた。このたび同社は、1億5,000万円の資金調達を成功させたと発表した。これにより、累計の資金調達総額は1億6,810万円に達した。

株式会社Personal Health Techは、2022年より企業向け健康管理サービス「けんさぽ」や健康管理システム「ログシル」の開発・運営に取り組んできた。新たな資金調達により、更なるサービスの拡充や環境整備を進め、多様な企業やユーザーにヘルスケアサービスの提供を拡大する計画である。

資金調達の目的は以下の3点である。

1.「ログシル」の開発費
管理システムやアプリの機能拡充を推進する。

2.人材確保
事業拡大に伴う人材採用の強化を行う。

3.マーケティング活動の強化
新規顧客獲得に向けたマーケティング活動を強化する。

また、「けんさぽ」は、健康管理システム「ログシル」とアナログ作業のアウトソーシングを業界最安値水準の月額100円/人から提供。企業の健康管理業務の負担を軽減する企業向け健康管理サービスである。2023年度からは、企業に所属しない個人向け健康管理サービスの提供も開始し、定期的な健康診断の受診サポートや対策提案を行い、健康維持に貢献する方針である。

未来の展望としては、「けんさぽ」と「ログシル」を利用したPHRの収集と解析を進め、各ユーザーの健康状態やリスク要因を把握し、パーソナライズされたサービスや予防策を提供する予定である。また、PHRを活用した健康状態のスコアリングや、医療機関と連携した未病のAIエンジン開発などを進めることで、健康維持と医療費削減への貢献を目指す。