株式会社Resilire、シリーズAにて総額約6.2億円の資金調達を実施

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株式会社Resilire、シリーズAにて総額約6.2億円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.04.18

サプライチェーンリスク管理サービス「Resilire(レジリア)」を提供する株式会社Resilire(本社:東京都港区、代表取締役:津田 裕大)は、DNX Ventures、Archetype Ventures、DEEPCOREを引受先とする第三者割当増資を実施し、総額約6.2億円の資金調達をした。

同社は、サプライチェーンの可視化、国内外のリスク検知、有事の際の影響調査の機能を搭載したサプライチェーンリスク管理SaaS「Resilire」を提供している。
「Resilire」は、サプライチェーンのつながりをツリー状に図式化し、直接の取引先だけではなく、二次取引先以降のサプライヤーを可視化する。また有事の際は速やかに影響エリアや影響度を可視化できるため、迅速なリスク検知と対応策検討を可能にする。
導入先の大手製造企業からは「サプライチェーン構造が見える化されたことで、供給リスクを加味した購買戦略の立案と計画策定ができるようになった」「リスク発生時の影響把握期間が1/3に短縮できた」と評価されている。

Resilireはサプライチェーンリスク管理SaaSとして、産業を代表する名だたる製造企業に導入を進めてきた。
一方顧客はリスク管理だけを求めておらず、そこから得られたサプライチェーン構造データを軸にサプライチェーンの最適化が実現されていく未来を期待している。事業戦略上も、リスク管理はサプライチェーン領域にエントリーする為のスタートラインと位置付けている。つまりここから如何にファーストプロダクトから得たデータを軸に解決の幅を拡大できるかが経営上最も重要な取り組みになる。
Resilireの強みは、サプライチェーンデータを社内外でシームレスに連携させることができることである。

今回の資金調達で、この強みを活かし、機能拡充や組織体制強化を加速させることで、世界中の企業が直面するサプライチェーンの課題を抜本的に解決するサプライチェーンデータ連携インフラへと成長していく。

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