株式会社taskey、3.2億円の資金調達を完了——累積調達額は21億円に

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株式会社taskey、3.2億円の資金調達を完了——累積調達額は21億円に

uniqorns編集チーム 2023.07.06

東京都渋谷区に本社を置く株式会社taskey(代表取締役社長:大石ロミー)は6日、最新ラウンドで総額3.2億円の資金調達を実施したと発表した。ラウンドステージはEとなる。このラウンドはi-nest 1号投資事業有限責任組合、PKSHA アルゴリズム 2号投資事業有限責任組合、D4V 2号投資事業有限責任組合、そして株式会社HykeComicの4社が参加した。これは2022年3月に2.3億円を調達して以来の取り組みであり、累計調達額は21億円になる。

自社ノベル作品のマンガ化・Webtoon化や海外展開などを推進するために調達した資金を使い、既存のホラージャンルを超えた多種多様なジャンルの作品の創造に努める。そのために組織体制の強化も図り、マンガ・Webtoon事業の更なる加速を目指す。

株式会社taskeyは、「21世紀、世界でもっとも読まれる物語を生み出す」というビジョンの下、マンガ・ノベルアプリ「peep(ピープ)」の運営やマンガやWebtoonの制作・原作開発を手がけている。事業拡大に伴い、さらに多くの作品制作と販売を促進するため、積極的な採用強化を進めている。

株式会社taskeyの主な事業は、「peep(ピープ)」というスマホ向けアプリの開発・運営である。ここではチャットノベルとしての小説を公開し、人気作品を定量・定性面から分析してマンガ化・Webtoon化する。その成果は株式会社HykeComicによるWebtoon『離婚後夜』や『旦那のアレ、もらってください』がヒットしたことに現れている。

同社は、2023年4月には、生成AIの研究と活用を目的とした専門組織「taskey AI Pictures Lab」を設立。エンジニア・3Dクリエイター・デザイナーで構成された本組織は、マンガ・Webtoon・ノベルの制作サポートを目的とし、研究を始めている。