特定技能管理クラウドサービス「SMILEVISA」提供の株式会社CROSLAN、STATION Ai株式会社から資金調達を実施

Image Credits: 株式会社CROSLAN

特定技能管理クラウドサービス「SMILEVISA」提供の株式会社CROSLAN、STATION Ai株式会社から資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2023.07.19

大阪・中央区に本拠を置く株式会社CROSLAN(代表取締役 川村敦)は19日、直近のラウンドで資金を調達したと明らかにした。

株式会社CROSLANは、特定技能外国人を受け入れる企業の課題解決を目指し、特定技能外国人を自社で管理できるクラウドサービス「SMILEVISA」提供を行っている。この「SMILEVISA」は、クラウド上で特定技能外国人の管理や、在留資格の申請をすべて自動で行えるシステムであり、受け入れ企業をリーズナブルな価格で支援するものだ。

特定技能外国人を受け入れる企業は、特定技能外国人の管理や在留資格の申請にかかる作業負担と管理費用を大幅に削減するためにこのツールを利用することができる。また、市場の拡大と期待が高まっており、その結果として特定技能外国人の受け入れが増えている。出入国管理局の直近の発表(2023年3月末時点)では、在留する特定技能外国人は15万人を超えた。

この背景から、株式会社CROSLANは新機能の開発や営業体制の強化を行うための資金調達を実施した。資金調達により、新たに開発される機能には、随時報告(労働条件の変更、退職報告等)機能、オンライン申請、特定技能2号の申請機能及び管理機能、グループ関連会社・別法人等の一括管理機能などが含まれている。

これらの新機能の開発により、特定技能外国人の在留資格申請や定期報告、定期面談、相談苦情対応などが更に効率化され、受け入れ企業の負担を軽減することが期待されている。また、申請書類の自動翻訳機能が11か国語に対応しており、これまで翻訳者に依頼していた作業が自動化される見込みである。

株式会社CROSLANは今回調達した資金をもとに、新機能の開発および営業体制の強化を推進する。