特殊冷凍技術と食品向けプラットフォームを提供するデイブレイク株式会社、総額20億円の調達を実現

Image Credits: 株式会社デイブレイク

特殊冷凍技術と食品向けプラットフォームを提供するデイブレイク株式会社、総額20億円の調達を実現

uniqorns編集チーム 2023.07.19

株式会社デイブレイク(本社:東京都品川区、代表取締役:木下昌之)は、最新ラウンドで総額20億円を調達したと発表した。ラウンドステージはシリーズBで、モバイル・インターネットキャピタルがリードし、環境エネルギー投資、パナソニックくらしビジョナリーファンド、SMBCベンチャーキャピタル、ならびに事業会社2社が参加した。この調達に加えて、三井住友銀行、りそな銀行、西武信用金庫、商工中金、日本政策金融公庫、肥後銀行などの金融機関6行からの融資も含まれている。

デイブレイクは、特殊冷凍技術を用いた製品開発・企画と、高品質冷凍商品向けのプラットフォームを運営している企業である。特殊冷凍技術は、従来の急速冷凍に独自の原理を加えることで、高品質な冷凍を実現し、それまで冷凍が難しかった食品の冷凍を可能にするなど、食品業界に新たな可能性を開いている。

これらの技術は、食品ロスの削減や流通の難しかった商品の販路拡大など、食品業界を取り巻く様々な課題の解決に貢献している。また、デイブレイクはこれらの技術を用いて、さまざまな研究データを蓄積し、その品質を最大限に担保できる冷凍機の企画・製造を行ってきた。この技術を活用して、世界中の食のサーキュラーエコノミー実現に向け、海外展開を一層加速させる計画である。

デイブレイクは今回調達した資金をもとに、自然冷媒を用いたサステナブルな冷凍機の開発、IoT機能の大幅なバージョンアップとAIフリーズモードの本格的な開発、国内・海外での認知度拡大に向けた広告・販促費、事業拡大のための国内拠点開設、事業責任者やセールス、マーケ、エンジニア、調理師などのプロフェッショナル人材の採用強化を推進する。