猫の総合健康管理サービス「CatsMe!」を提供する株式会社Carelogyが資金調達

株式会社Carelogy（本社：東京都中央区, 代表取締役：崎岡豪, 以下 同社）は、QXLVを引受先とするJKISS型新株予約権の発行により、資金調達を行った。同時に、2023年5月から提供してきた猫の痛み検知AIサービスを「CatsMe!（キャッツミー）」へとリニューアルし、有料のプレミアム版を提供開始したことをお知らせする。

同社は、「CPD：Cat Pain Detector（キャット・ペイン・ディテクター）」と呼ばれるWebアプリを提供している。このアプリは、猫の顔写真をアップロードするだけで、AIが猫の表情を分析して痛みの徴候を調べることができる。このサービスは、同社と動物のいたみ研究会（代表：枝村一弥・日本大学）との共同研究・開発により生まれたものであり、リリースから約半年で世界47の国・地域、15万人以上のユーザーにご利用頂いた。また、AI学習を進めていった結果、判定精度も95%に到達している（2023年9月末時点）。

今回の資金調達は、主にサービスの開発強化に活用される。また、サービス名を「CatsMe!（キャッツミー）」に変更し、サービス全体もリニューアルされた。特に、過去の写真と判定結果を見返せるアルバム機能の充実により、動物病院での利用が容易になった。今後は動物病院など臨床現場で利用することを想定したプロフェッショナル版の開発も行われる予定である。