米国ChromaCode株式会社が開発する高精度multiplex遺伝子検査システムに、明治安田未来共創投資事業有限責任組合が出資

株式会社グローバル・ブレイン（以下、グローバル・ブレイン）は、同社が管理する明治安田未来共創投資事業有限責任組合（以下、明治安田未来共創ファンド）が、米国の遺伝子検査システム開発スタートアップChromaCode Inc.（本社：米国 / 以下、ChromaCode）へ出資を行ったと発表した。

ChromaCode Inc.は、既存のPCR機器を活用して複雑な遺伝子検査を可能にする高精度multiplex遺伝子検査システムを開発している米国企業である。これは既存製品の課題を解決し、遺伝子検査分野における次世代技術の発展を目指すものだ。製品はすでに販売を開始し、遺伝子検査センターなどを中心に米国市場での展開が進行中である。

株式会社グローバル・ブレインは、ChromaCodeの経営陣とそのビジョンに対して高評価を与え、出資を決定した。特に、中央集約的で複雑な遺伝子検査の民主化を目指す事業や、それを実現できる優秀な経営陣とTop-Tier VCの加入した取締役チームに対する評価が高かった。出資に続き、株式会社グローバル・ブレインは明治安田生命保険相互会社と連携し、ChromaCodeの事業成長への貢献を目指す。

今後ChromaCodeは、この出資を基に、更なる製品開発やサービスの向上、そして市場展開を加速する予定である。特に、多様化する遺伝子検査ニーズに対応した新製品の開発や、現在の製品の更なる品質向上に投資が行われる見込みである。

このような遺伝子検査技術の革新は、人々の健康の維持・増進、新たな体験を生み出す技術の革新といった明治安田未来共創ファンドの投資対象に直結している。株式会社グローバル・ブレインは、これらの目標達成に向けた取り組みを更に強化し、ChromaCodeと共に次世代の遺伝子検査技術の発展に寄与することを目指している。