英語スピーキング特化型学習アプリ「スピーク」のSpeakeasy Labs、OpenAI Startup Fundなどから追加資金を調達し、評価額が前回の2倍以上に

Image Credits: Speakeasy Labs, Inc.

英語スピーキング特化型学習アプリ「スピーク」のSpeakeasy Labs、OpenAI Startup Fundなどから追加資金を調達し、評価額が前回の2倍以上に

uniqorns編集チーム 2023.07.19

Speakeasy Labs, Inc.(本社:アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:Connor Zwick、Head of Japan:Yan Kindyushenko、以下「Speakeasy」)は、前年比100%以上の増収を続ける英語スピーキング特化型学習アプリ「スピーク」の開発・運営を行っている。Speakeasyは、OpenAI Startup Fundやコースラ・ベンチャーズ、Yコンビネータなど既存投資家を含む一連の投資家から、追加の資金調達を実施した。このラウンドは、Notion、Figmaなどへの投資実績を持つLachy Groom氏がリードしました。これにより、2022年11月に実施した2700万ドルのシリーズBラウンドの評価額が2倍以上になった。

この調達を通じて、Speakeasyは日本市場向けコンテンツ拡充を含む3つの分野への重点投資を計画している。また、AIを活用した対人型英会話同様の学習環境を提供する「スピーク」において、約500万人のユーザーを対象としたサービス開発、マーケティング、新規市場獲得に向けた人材採用の強化も実施予定である。

スピークの取り組みは、英語スピーキングスキル向上に対する現在の課題とその対策に基づいている。現代社会では、新しいスキルや知識の習得がキャリアアップや転職のための必要性として増えてきている。その中でも、プログラミングやデータ分析などのスキル習得を上回り、英語力の習得が重視されている。しかし、多くの日本人英語学習者は、「話す」スキルの向上に困難を感じている。これは、「話す」に特化した学習機会が少なかった旧学習指導要領による影響と、対人型英会話における「恥ずかしさ」や「気遣い」が原因である。

そこで「スピーク」は、AIを相手にすることでこれらの問題を解消し、日本人の性格に適した形でスピーキング学習機会を提供している。特に「スピーク」は、AIを相手に7日間で10,000単語以上を発話するコンテンツを有している。これにより、多くの日本人が苦手意識を持つスピーキング・スキルの向上に貢献することが期待されている。