英語発音矯正アプリ「ELSA」がGoogleらから2,300万米ドルを調達

英語発音矯正アプリ「ELSA AI Tutor」が2,300万米ドルを調達し、シリーズ C ラウンドをクローズしたことが発表された。投資を専門とするGoogleのGradient Venturesも出資者リストに名を連ねていた。

ELSAは、競争の激しい英語学習市場で際立っている存在として注目されている。ELSAの創設者でありCEOであるVu Van氏は、自身の訛りがコミュニケーションの問題を引き起こし、話すことへの自信にも影響を与えていることに気づいた。この問題を解決するために、ELSAはAIを活用したパーソナライズされた言語コーチングツールを開発した。

ELSAはAI家庭教師のような存在であり、ビジネスコミュニケーションやスピーチ練習など、様々な場面でユーザの英会話スキル向上をサポートしている。ELSAが学習させたAIは、さまざまなアクセントを認識し、発音チェックも行う。また、ELSAはB2Cだけでなく、B2Bにも展開しており、学校や企業との提携を進めている。

ELSAはグローバルビジネスの拡大を図っており、Endeavorから起業家に選ばれるなど、多くの支援を受けている。ELSAの累積調達金額は6,000万米ドルに達し、調達した資金はグローバルなB2B事業の拡大に活用される予定である。