製造業のサプライチェーン変革を目指すキャディ株式会社、総額118億円のシリーズC資金調達を実現

Image Credits:キャディ株式会社

製造業のサプライチェーン変革を目指すキャディ株式会社、総額118億円のシリーズC資金調達を実現

uniqorns編集チーム 2023.07.05

製造業のサプライチェーン変革を目指すキャディ株式会社(東京都台東区、代表取締役:加藤 勇志郎)が、シリーズCラウンドにて総額118億円の資金調達を実施したことを明らかにした。引き受け先となったのは、既存投資家であるグロービス・キャピタル・パートナーズ、DCM Ventures、グローバル・ブレイン、WiL、ジャフコ グループ、Minerva Growth Partnersを中心に、新規投資家4社である。今回の資金調達により、キャディの累計調達額は217.3億円となった。

キャディは、2017年の創業以来、「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに掲げ、製造業が直面する構造的な課題に向き合うサプライチェーン変革のパートナーとして活動してきた。主な事業として、部品調達プラットフォーム『CADDi MANUFACTURING』と、図面データ活用クラウド『CADDi DRAWER』の2つを提供しており、グローバルでは米国、ベトナム、タイにも事業展開している。

事業の状況を詳しく見ると、『CADDi MANUFACTURING』は国内の産業系メーカー売上トップ20社の75%と取引を行っており、創業以来の売上高は非連続的な成長を続けている。また、『CADDi DRAWER』は、2022年6月の提供開始から1年で月次売上が10倍以上に成長。米国や加工会社への提供も開始している。さらに、社員数は590名(2023年6月1日時点)に増え、米国内製造業へのサービス提供、およびサプライパートナー網の拡大を目指して米国拠点を設立し、またベトナム・タイにも拠点を設立している。