複数の人事関連ソフトのデータを連携する株式会社パトスロゴス、19億5,000万円の資金調達を実施

image credit:株式会社パトスロゴス

複数の人事関連ソフトのデータを連携する株式会社パトスロゴス、19億5,000万円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2023.09.12

株式会社パトスロゴスは、異なる企業が提供する複数の人事関連ソフトのデータを連携するサービスを始めることになった。これにより、人事部門の業務が効率化されるであろう。㈱パトスロゴスは、第三者割当増資で19億5000万円を調達し、新機能開発や営業人員の採用に充てる予定である。

人事関連ソフトは、従業員の勤怠管理や給与計算など多岐にわたる。それぞれの用途での使い勝手を優先し、異なる提供元のソフトを併用する企業も多い。こうした場合、担当者が手入力で作業する必要があった。

株式会社パトスロゴスは、プラスアルファ・コンサルティングやカオナビ、SmartHRなど11社の協力を得て、人事関連ソフトのデータを自動連携するサービスを開始することになった。パトスロゴスが作成したフォーマットを各社に搭載してもらい、そこに入力したデータはソフト間で自動的に共有できるようになった。

たとえば、スキル管理ソフトに入力した従業員の資格取得情報を反映し、給与計算ソフトで資格手当を上乗せするといった使い方を想定している。今後は連携できるソフトを増やしていく予定である。

第三者割当増資は、グロービス・キャピタル・パートナーズやジャフコグループなどが引き受けた。