運送業者向けサービスを提供するRaftがEight Roads VCをリードとするシリーズBで約3,000万ドルを調達

2017年に設立され、ロジスティクス業界のタスクと顧客との対話にAIを応用する助けとなるサービスを提供するRaftが、直近のラウンドで約3,000万ドルを調達したと明らかにした。このラウンドはEight Roads VCがリードし、Bessemer Venture Partners, Episode 1, Dynamo Ventures, そしてMoguntia Capitalからの既存投資家も参加した。

元々Vectorという名前で知られていたRaftは、業務を自動化するために機械学習を適用するという使命を掲げ、運送業者と税関ブローカーが業界のデジタル化に対応できるように支援してきた。また、その名前をRaftに変え、機械学習のブランドを「人工知能」に変更した。

Raftは、UK、インド、米国にオフィスを持ち、EMO Trans, OIA Global, The Scarbrough Group, NNR Global Logistics, Navia Freightといった顧客を抱えている。

Raftは、自社のデータだけでなく第三者からのデータも最終顧客と共有できる出荷ポータルという顧客向けの面も持っている。例えば、多元的なコンテナの可視性、排出量の報告、見積もりから予約までといった機能を提供しているという。