障がいや難病等のある就労困難者に特化したDXプラットフォームを運営するVALT JAPAN株式会社がシリーズBで3.6億円の資金調達

VALT JAPAN株式会社は、新たにプレシリーズBで1stラウンド3.6億円を資金調達した。これにより、累計約11億円を調達した。

VALT JAPANは、障がいや難病等のある就労困難者に特化したDXプラットフォーム「NEXT HERO」を運営しており、全国6自治体や大企業との連携事業を展開している。就労困難者への就労機会提供や労働市場の構造変革、さらには日本国内の労働人口減少問題の解決を目指している。

今回の資金調達により、VALT JAPANは「インパクトモデル（循環型）」への進化を加速させ、BPOを通じた協働機会の創出や新たな事業展開を行う。また、蓄積されたケイパビリティデータを活用し、企業への新たな価値創出を実現するAGENT事業を展開する。

VALT JAPANのビジョンは、「ワーカー・企業との協働により、日本の経済構造にインクルーシブな働き方の選択を盛り込み、社会全体の底上げを目指すこと」である。創業から9年間、全国47都道府県で働く意志を持つ障がい者をネットワークし、民間企業の外注業務を受注し、累計約400種類、1,500案件を超える業務を再委託・マッチングしてきた。

VALT JAPANは、今後も労働人口減少問題と就労困難者問題の解決に向けて、社会に新たな価値を提供することを目指している。