電動シーグライダーの新興企業Regent、6,000万ドルの新規資金調達で飛び立つ

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電動シーグライダーの新興企業Regent、6,000万ドルの新規資金調達で飛び立つ

uniqorns編集チーム 2023.10.07

Rhode Island拠点のスタートアップ、Regentは、シリーズAラウンドで8090 IndustriesとFounders Fundを共同リードした6,000万ドルの資金調達を発表した。Point72、Caffeinated Capital、Mark Cuban、UAEのStrategic Development Fund、Future Planet Capitalなどが参加し、さらに日本航空の投資ファンドや日本最大の物流会社であるヤマトホールディングス、ロッキード・マーティンなどからの戦略的な投資もあった。これにより、Regentはこれまでに合計で9,000万ドルを調達した。

資金は、概念実証プロトタイプの開発とテスト、チームの拡大(2024年までに55人から約100人に)に使用される。
Regentは来年の夏から試験を開始し、2024年末までに初の有人飛行を予定している。同社にはViceroy(12人乗り車両)とMonarch(100人乗りシーグライダー)の2つの製品が計画されている。

Regentはまた、日本航空との覚書に署名したことを発表した。この合意により、日本航空のベンチャーファンドであるJALイノベーションファンドの投資を拡大し、日本でのシーグライダーの運用を目指す。

日本だけでなく、マイアミ、バハマ、太平洋北西部、ハワイなどの地域、および地中海、英仏海峡、北海などの国際市場でも展開する予定である。