韓国のAlwayzがオンラインショッピングを再び楽しくするために4600万ドルの資金調達を目指す

Image Credits:Alwayz

韓国のAlwayzがオンラインショッピングを再び楽しくするために4600万ドルの資金調達を目指す

ソウルを本拠とするLevitは、ショッピングアプリ「Alwayz」の運営を通じて、オンラインショッピング体験をより楽しく、手頃な価格にすることを目指している。この2年目のスタートアップは最近、シリーズBラウンドでDST Global Partnersをリードとして新規投資家であるBONDや既存の支援者であるKB Investment、Mirae Asset Capital、Korea Investment Partners、GS Ventures、Klim Venturesから4600万ドルの資金調達を成功させた。最新のラウンドで、Levitは設立以来合計で6700万ドルの資金を調達している。

Alwayzは日用品から家電、衣服、化粧品まで幅広い商品を提供しているが、短編動画やゲーム性をオンラインショッピングに組み込むことで、一般的なeコマースプラットフォームから一線を画している。例えば、ユーザーは豚のキャラクターDon-Don-Eを育てるゲームを楽しむことで報酬を得たり、アプリ内のAI-Farmというゲームで作物を成功裏に栽培すると現実世界で収穫物を得ることができる。また最近、Alwayzは「Shorts」という機能を導入し、ユーザーが短編動画を視聴することでショッピング時に割引を受けることができるようになった。

低価格商品による顧客の引きつけも行っている。ユーザーはAlwayzで他のユーザーや友人と一緒に商品を購入することで割引を受けることができる。

Levitは、ゲームやソーシャル機能がユーザーにAlwayzアプリを毎日利用させ、様々な商品を見る機会を提供することを強調している。

Alwayzは、Coupang、Naver、Kurlyといった地元の競合他社と競争しなければならないが、そのビジネスモデルは、ソーシャル機能と低価格商品という点で、米国上場のeコマース企業Pinduoduoや中国のAliExpressにより類似している。

現在20人のチームを擁するこの企業は、今年早々にはプラットフォームを米国市場に投入する計画を立てている。