順天堂大学発・デジタル医療開発のInnoJin株式会社、住友商事らから2.2億円を調達

Image Credits: InnoJin株式会社

順天堂大学発・デジタル医療開発のInnoJin株式会社、住友商事らから2.2億円を調達

uniqorns編集チーム 2023.07.04

東京都文京区に本拠を置くInnoJin株式会社は4日、直近のシードラウンドおよびシリーズAで約2.2億円を調達したと明らかにした。このラウンドは住友商事株式会社がリードし、日本ケミファ株式会社、株式会社シード、株式会社ジンズホールディングスが参加した。

InnoJin株式会社は、順天堂大学発のデジタル医療のベンチャーであり、猪俣武範氏(現・代表取締役)により2020年に創業。同社はスマホアプリ型のプログラム医療機器やVR・XR技術を用いた医療機器の研究開発、オンライン診療の普及に向けたプラットフォームの開発を進めている。

InnoJinは今回の資本調達をもとに、革新的なデジタル医療の開発およびサービス提供を強化する。また、出資パートナー企業や他のヘルスケア関連企業とともに、円滑な市場導入を図るための出口戦略を構築し、より多くの患者や医療従事者に早期にソリューションを提供していく予定である。