香港VCのCMCC Global、Web3ファンドの最初のクローズで1億ドルを調達

CMCC Globalは、香港を拠点とするVC企業である。新しいベンチャーファンドの第1クローズで1億ドルを調達した。このファンドは、ブロックチェーンのスタートアップに焦点を当てている。

Titan Fundでは、インフラ、フィンテック、ゲーム、メタバース、NFTなど、コンシューマーアプリケーションの早期段階のスタートアップを対象にしている。
ファンドのアンカー投資家は、Block.one（B1）で、1億ドル調達に5,000万ドルを出資した。B1は、ブロックチェーンソフトウェアソリューションの開発と改善、およびWeb3での信頼性と効率性を向上させる新しいテクノロジーのサポートに重点を置いている。

この投資により、B1はCMCC Globalの持株会社の少数株を所有することになる。その持株会社には、億万長者のリチャード・リ氏やGemini Trustの共同創設者であるキャメロンとタイラー・ウィンクレヴォス兄弟などの投資家が支援している。

Titan Fundへの投資家には、Pacific Century Group、Jebsen Capital、Winklevoss Capitalなどが含まれている。ファンドには、Animoca BrandsのYat Siu氏など、ブロックチェーン企業家からの個別の投資もあった。
CMCC Globalは、B1で戦略的投資をリードしていたYen Shiau Sin氏を新たなマネージングパートナーとして採用し、ファンドを監督している。Titan Fundのチームには、以前は代替投資管理会社Brevan Howardで働いていたJonathan Cheung氏も含まれている。