トリニティ・テクノロジー株式会社がシリーズBで18.1億円の資金調達ー累計調達額は約26億円に

Image Credits:トリニティ・テクノロジー株式会社

トリニティ・テクノロジー株式会社がシリーズBで18.1億円の資金調達ー累計調達額は約26億円に

uniqorns編集チーム 2024.01.17

トリニティ・テクノロジー株式会社は、第三者割当増資ならびに金融機関からの融資により、シリーズBラウンドにて総額18.1億円(エクイティ11.1億円、デット7億円)の資金調達を既存投資家を含め23社(うち金融機関系18社)から実施した。本調達により、累計調達額は約26億円となった。

この資金調達には、SBIインベストメントをリード投資家とし、ジャフコグループ、GMO VenturePartners、三菱UFJキャピタル、FFGベンチャービジネスパートナーズがシリーズAラウンドに続いて参加した他、新たにきらぼしキャピタル、住友生命、JFR MIRAI CREATORS Fund、七十七キャピタル、いわぎん未来投資、オリックス銀行、静岡キャピタル、ほくほくキャピタル、佐銀キャピタル&コンサルティング、ココナラスキルパートナーズ、カツリョクファンド、NOBUNAGAキャピタルビレッジ、山梨中銀経営コンサルティングの計18社(うち金融機関系13社)が参加した。

また、横浜銀行、静岡銀行、東日本銀行、商工中金、りそな銀行からベンチャーデット・デットファイナンスを行った。

トリニティ・テクノロジーは、司法書士法人等の士業グループとして事業展開し、2020年にカーブアウトする形で生まれたフィンテック/エイジテック領域のスタートアップであり、東京・大阪・福岡・名古屋・仙台・横浜・水戸の全国7拠点を有している。

同社は、「人×テクノロジーの力で”ずっと安心”の世界をつくる」をミッションに掲げ、法律系士業グループとして10年以上蓄積した財産領域の専門知識にテクノロジーを掛け合わせた前例のないサービスを開発し、高齢社会の課題解決に注力している。

家族信託の「おやとこ」は年間数千件のお問い合わせをいただくなど、家族信託契約件数No.1のサービスとして急成長している。

締結済み契約資産額はシリーズA資金調達時から18.5倍にまで増加した。
現在、18の金融機関を含む、700社超の提携事業者とのアライアンスにより「おやとこ」「おひさぽ」等のサービスを全国に展開し、同時にオンライン上の取り組みとして、ネット銀行やネット証券等との協業を進めている。

このようなサービスの展開を通じて、個人の財産管理プラットフォームを構築し、超高齢社会である日本において欠かせないインフラとなるべく邁進していく予定である。