中古e-bikeマーケットプレイスUpwayが3000万ドルの資金調達を実施。

Upway, フランスのスタートアップ企業で、電動自転車を修理して再販売し、最近アメリカでローンチした。このUpwayが、前回のラウンドよりも高い評価額で新たな資金調達を行った。

Korelya Capitalをリードとする3,000万ドルのシリーズBアップラウンドにより、eバイクを扱うスタートアップ企業が市場価値を向上させることを示している。この時期、多くの評価額が地に足をつける中、Upwayは印象的なビジネスケースを証明している。

Upwayは新たな評価額を公開していないが、新たな資金調達により、これまでで総額6,000万ドルの資金を調達している。


Fortune Business Insightsのレポートによると、電動自転車市場は2030年までの間に年平均成長率15.6％で1,197.2億ドルにまで拡大する見込みである。電動自転車の普及が進むにつれて、中古自転車の二次市場も確実に拡大していくだろう。そして、新しい電動自転車を出荷している数多くの企業が存在する中で、中古自転車の信頼性のあるマーケットプレイスとしての名声を築いている企業はほとんどない。Upwayは、既にその市場を席巻するチャンスを持っている。

Upwayの顧客にとって重要なのは、スムーズな注文と配送のプロセス、そして自転車とそのバッテリーが高品質で安全であるという保証である。誰もがランダムな人物からCraigslistやFacebook Marketplaceで中古の電動自転車を購入したいとは思わない。Upwayの自転車は厳格な検査プロセスを経ており、1年間の保証付きである。このプラットフォームでは、SpecializedやCannondale、Rad Powerなどのさまざまなブランドの電動自転車と、シティ/ハイブリッド、ロード、マウンテン、カーゴ、折りたたみなどのさまざまなタイプの車両を最大60％割引で提供している。

Upwayの投資家は、シードラウンド以来の急速な拡大を注視している。この企業はフランスを超えてドイツ、オランダ、ベルギー、アメリカに進出し、これらの国々で2万台以上の電動自転車を修理して販売してきた。これには、3月のローンチ以来、ニューヨークの倉庫で処理された2,000台以上の電動自転車も含まれる。

Upwayは、新たな資金を使ってアメリカでさらに拡大する予定である。現在、同社はNYCの倉庫から全米に注文を届けているが、西海岸の顧客にもより良いサービスを提供したいと考えている。Upwayは2024年にロサンゼルスに新たな倉庫を開設する予定である。