官公庁専門の採用プラットフォーム「PUBLIC CONNECT」、ANRIより3,000万円の調達
uniqorns編集チーム 2023.08.01
大阪・北区に本社を構える株式会社パブリックコネクトは1日、初の投資プログラム「ANRI VORTEX」にて一期生として採択され、3,000万円の資金を調達したと発表した。このラウンドはANRI株式会社(本社:東京都港区、代表パートナー:佐俣アンリ)が引受先となり、同社の初の調達ラウンドとなる。累積調達額は3,000万円に達した。
株式会社パブリックコネクトは、平田祐太郎氏(現・代表取締役)らにより創業。今回発表された採用プラットフォーム「PUBLIC CONNECT(パブリックコネクト)」は、全国の官公庁・自治体の採用情報を一元化し、応募者と官公庁を新たな形でつなぐことを可能にする。サービス開始初日から全国の市町村(神奈川県座間市、大阪府和泉市、山形県庄内町、長崎県新上五島町など15の市町村)が協力し、開発に積極的に関与してきた。
官公庁にとって、求人応募数の低下や内定辞退率・離職率の上昇等の課題がある中で、「PUBLIC CONNECT」はその解決を目指している。また、官公庁の魅力を一般に広く知らせることで、多くの人々が官公庁で働く選択肢を持つ社会の実現に寄与する。そのために、官公庁や公務員に向けて人や企業を繋げるサービス開発に取り組んできた。
現在、「PUBLIC CONNECT」は全国50の市区町村(東京都渋谷区、大阪府和泉市、山形県金山町、岐阜県白川村等)での導入が予定されており、官公庁の採用活動に新たな風を吹き込む。
パブリックコネクトは今回の資金調達をもとに、「PUBLIC CONNECT」の機能強化と採用活動の強化に取り組む予定である。また、公共領域や社会を一変させるような挑戦を続ける。その一環として、カスタマーサクセスの募集を開始している。