株式会社ジョーシス、シリーズBで135億円を調達

株式会社ジョーシスは、情報システム部門の効率化を支援するプラットフォーム「ジョーシス」を提供する企業である。同社は、シリーズBラウンドで135億円を調達したことを発表した。グローバル・ブレインをはじめ全18社が引受先となった。この資金を活用して、ジョーシスはエンタープライズ市場での事業拡大とグローバル展開を推進する。

ジョーシスは、2021年9月から「ジョーシス」を提供し、情報システム部門が抱える課題解決に向き合ってきた。多くの企業がリモートワークを導入し、SaaSの導入が急増するなか、IT運用を取り巻く環境は複雑性を増している。情報システム部門におけるデバイスとSaaSの管理負担が増加し、各部門のIT導入が増え、IT管理者が分散した。その結果、IT資産のマスターデータベースの維持が困難になり、ITガバナンスが崩壊、セキュリティーリスクが増大した。

ジョーシスは、このような課題を解決するため、ITデバイスやSaaS管理などのノンコア業務を効率化するプラットフォームを提供する。ジョーシスは、エンタープライズ市場への参入に向けて、分散したデバイスとSaaSの一元化に貢献していく。ジョーシスは、今後も日本のデジタル戦略のサポートをしていくという。