社内規程管理クラウドの株式会社KiteRa、約10億円を資金調達ー累計調達額は30億円に

社内規程管理クラウドの企業向けサービス「KiteRa Biz（キテラビズ）」と、社労士向けサービス「KiteRa Pro（キテラプロ）」を展開する株式会社KiteRa（代表取締役CEO：植松隆史、本社：東京都港区）は、今回、約10億円の資金調達を実施した。創業後の累計調達額は30億円に達した。
また、企業がガバナンスを強化し適正かつ安定的な経営活動を行うことを、テクノロジーを通じて支援する「ガバナンステック構想」の展開を新たに年内に開始することを合わせて発表した。

昨今、企業の不祥事や不正、訴訟の件数は増加の一途をたどっている。特に2023年のコンプライアンス違反が取材により判明し倒産した企業の数は342社と、前年比で26%増加した。
コンプライアンス違反に対して社会の厳しい目が注がれる現状においては、些細な違反でも信用を大きく失墜させるリスクがある。
今後、倫理的に正しくかつ最新の法律や政策に準拠した社内ルール（社内規程）を整備する重要性はさらに高まることが予想される。

同社は「安心して働ける世界をつくる」をミッションに掲げ、安心して働くためのルール（仕組み）である社内規程をTechnologyの力で簡単に正しく運用できる社内規程作成クラウドサービス、企業向けの「KiteRa Biz 」と、社労士向けの「KiteRa Pro 」を展開している。2019年4月のサービス提供開始以来、社内規程のDX化に取り組み2024年4月時点で導入企業数は全国2200社を突破した。SaaS（Software as a Service）の重要指標であるサービス解約率は0.7％以下を維持している。

このような背景から、同社は今回約10億円の資金調達を実施し、これまで展開してきた企業向け社内規程管理クラウド「KiteRa Biz」のさらなる強化と、企業がガバナンスを強化し適正かつ安定的な経営活動を行うことを、テクノロジーを通じて支援する「ガバナンステック構想」を新たに展開する運びとなった。
今回調達した資金は主に①企業向けサービス「KiteRa Biz 」のさらなる強化　②「ガバナンステック構想」の展開に活用する。

株式会社KiteRaウェブサイト