紙の文書を自動的にデジタル化するリップコード(Ripcord)2500万ドルの資金調達
uniqorns編集チーム 2023.11.08
リップコード(Ripcord)は、紙の文書を自動的にデジタル化するスタートアップで、ロボットを使用して文書を自動的にスキャンし、機械学習やAIなどの技術を適用してデータを確認し、ステープルも取り除いてくれる。リップコードは、文書スキャンに対する手数料を通じて収益を上げており、画像ごとに約8セントから25セントを請求している。顧客にはコカ・コーラなどの企業も含まれており、同社によれば、2020年にはフォーチュン100企業の一部の顧客を対象に、年間10億ページ以上の処理を行った。
リップコードプラットフォームは、さまざまなサードパーティのビジネスインテリジェンス、データ処理ソフトウェアと統合され、文書をクラウドにアップロードし、検索可能なPDFに変換することも可能である。現在、リップコードはオープンAIとのパートナーシップを通じてAIツールの開発を進めており、顧客がスキャンされた文書に関する質問をしたり、回答を得ることができる方法を提供する予定である。新しいツールは11月にリリースされる予定である。
リップコードは現在、2500万ドルの資金調達を行っており、投資家の中にはAppleの共同創業者であるスティーブ・ウォズニアックもいる。