規制産業の需要が、このスタートアップの会話AIアプローチに800万ドルの資金調達をもたらした

Image Credits:OpenDialog

規制産業の需要が、このスタートアップの会話AIアプローチに800万ドルの資金調達をもたらした

uniqorns編集チーム 2024.01.24

イギリスのスタートアップ企業であるOpenDialogが、規制された業界の需要に応えるための会話型AIアプローチで800万ドルを調達した。このスタートアップは、LLM(Large Language Models)の新しい世界を導入し、規制されたセクター向けのカスタマイズ可能なプラットフォームを提供している。OpenDialogは、このシリーズAラウンドでAlboin VCをリード投資家として迎え、Dowgate Capitalといくつかの著名なエンジェル投資家も参加した。これにより、OpenDialogは総額1300万ドルを調達したことになる。

このニュースは、会話型AIの需要が急増しており、2029年までに世界全体で380億ドルに達する見込みであることを示している。しかし、規制されたセクターでは、自然言語理解(NLU)とLLMにまだ課題がある。OpenDialogは、医療と保険に特化したプラットフォームで、これらのセクターに適していると主張している。同社のノーコードプラットフォームは、保険大手や英国のNHSなどが最適なAIモデルを組み合わせて自動化プラットフォームを構築できると述べている。

このニュースでは、OpenDialogが「ミドルウェア」のプレイヤーではなく、独自の堅牢なプラットフォームを持っていると主張している。AlbionVCのパートナーであるEd Lascelles氏も、OpenDialogが「会話型AIが初期のチャットボットから進化した」とコメントし、Founding Teamが以前にThoughtonomyというソフトウェア自動化ソリューションをスケールアップし、Blue Prismに売却した経験を持っていることに言及している。