観光・インバウンド領域で多方面に事業を展開する株式会社羅針盤がプレシリーズAで4億円の資金調達

Image Credits:株式会社羅針盤

観光・インバウンド領域で多方面に事業を展開する株式会社羅針盤がプレシリーズAで4億円の資金調達

uniqorns編集チーム 2024.02.21

株式会社羅針盤(本社:東京都中央区、代表取締役:佐々木 文人)は、株式会社ミダスキャピタルが運営するファンド等を引受先としたプレシリーズAラウンドを実施し、4億円を調達した。また、設立から約1年で多くのプロフェッショナル人材が参画し、新たな経営体制を構築した。

同社は2022年12月に設立し、「日本の観光をリードし、文化を次世代につなぐ」というミッション・ビジョンのもと、およそ1年で着物レンタル事業の買収、訪日観光客向けのオプショナルツアーや地方自治体などに向けた観光に関するコンサルティングを行う株式会社ノットワールド及び個人・法人の宿泊業への参入をサポートする株式会社エアトリステイとの合併を実施した。

観光・インバウンド市場の回復もあり、弊社が運営するコンテンツを利用するゲスト人数も急速に増加しており、足元では年間でおよそ10万人となっている。魅力的なコンテンツ作り、ゲストの満足度向上などを通じて2024年には30万人のゲストにご利用いただくことを目指している。

また、日本の人口減少などによる人手不足が課題となる中で、観光産業をサステナブルなものにするため、観光従事者の業務効率化なども推進していく必要があると考えている。

今回の資金調達で得た資金については、ゲスト人数の増加に向けた既存事業の拡大及び新規事業の開発や観光従事者の働く環境改善施策などに投下し、「日本の観光をリードし、文化を次世代につなぐ」というミッション・ビジョンの実現を目指していく予定である。

資金使途
今回調達した資金の主な用途は下記の通り。

1. 着物レンタル事業の店舗拡大
・全国で8店舗を展開する着物レンタルブランド「wargo」を、2024年中に10店舗以上に増やす方針で、より多くのゲストの方々にご利用いただけるサービスを目指す。

1. 新規事業立ち上げ及びM&A
・トラベル事業でのゲスト向けのコンテンツの拡充や宿泊管理事業での周辺領域への参入、そしてM&Aを通じた収益機会の拡大を目指す。

1. 全社人員の採用強化
・ゲストの増加に応じて各事業で新規採用を進めていくと同時に、観光従事者の業務効率化に寄与するプロダクト開発や、マーケティング、人事、コーポレートなどでも同様に新規採用を進めていく。

合併前のノットワールド、エアトリステイを経営していた佐々木、澤畑、河野の3名に加え、新たに着物レンタル事業、マーケティング、プロダクト開発、人事戦略、そしてM&Aを含めたコーポレート全般を管掌するプロフェッショナル人材が参画した。ミッション・ビジョンの実現に必要なチームを社内で立ち上げ、成長をさらに加速していく予定である。


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