1:1の個別ADHDコーチング・プラットフォーム「Shimmer」が220万ドルを調達

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1:1の個別ADHDコーチング・プラットフォーム「Shimmer」が220万ドルを調達

uniqorns編集チーム 2024.01.10

Shimmerは、アダルト向けのコーチングプラットフォームを提供している。同社はワークライフベンチャーズとシード・トゥ・Bをリードとするシードラウンドで220万ドルを調達した。

このプラットフォームは、個別の1:1ビデオコーチング、生産性ツール、科学に基づいた学習モジュールを通じて、ADHDを持つ成人が課題に取り組むのを支援することを目指している。Shimmerは、ユーザーをADHDコーチにマッチングし、目標の達成とポジティブな変化へのアプローチの維持、生産性の向上を支援する。

Shimmerのほとんどのユーザーは20歳から50歳の間である。プラットフォームで取り組む一般的な課題には、時間管理、感情の回復力と調整、自己受容と自信、習慣とルーティンの形成、先延ばし、モチベーション、一般的な生産性などがある。

2022年10月に立ち上げてからわずか1年以上の間に、Shimmerのコーチは15,000回以上のコーチングセッションを実施している。このプラットフォームは、iOS、Android、ウェブで利用できる。

新たな資金調達については、Shimmerは提供者や支払い者、雇用主と協力して、メンバーがADHDコーチングにアクセスするための自己負担額を削減するために使用する予定である。また、スタートアップはAIを活用して、鮮明さを損なわずにコーチを効率化する計画である。

このスタートアップのシードラウンドには、Aglaé Ventures、Koa Labs、Gaingelsも参加した。最新の資金調達により、Shimmerの総資金調達額は350万ドルになった。

将来については、Shimmerはさまざまな神経タイプの人々の個人的な成長の旅を支援することを目指している。ShimmerはADHDサービスでスタートしたが、既に自閉症のユーザーにも支援を始めている。同社の目標は、コーチングやその他の個人の成長体験とツールを提供し、さまざまな交差するコミュニティにサービスを提供することである。