プロセス自動化のためのAIボットを構築する11x.ai、シリーズAラウンドにて2,400万ドルの資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.09.16
プロセス自動化のためのAIボットを構築する11x.aiは、著名なベンチャーキャピタルであるBenchmarkが主導によりシリーズAラウンドにて2,400万ドルの資金を調達した。
同社は、営業、マーケティング、収益オペレーションなどの市場投入チームに焦点を当てている。最初に登場したのはAI営業担当者の「アリス」であり、その後、AI電話担当者の「ジョーダン」が発表された。AIロボットは本物の人間のように聞こえ、リアルタイムで最大30分間の会話を行うことができる。
11x.aiの「デジタルワーカー(AIロボット)」は、スウェーデン語、イタリア語、ドイツ語、ヘブライ語など25の言語でトレーニングされている。タレント獲得や人事業務を担当するボットの「ジェームズ」と「ボブ」を開発中であったが、同社はまず電話担当者の「ジョーダン」をリリースすることにした。
自律エージェントが労働力の未来であると信じている一方で、こうしたエージェントはまだ革新の初期段階にある。従来のソフトウェアは、人々を少しでも生産的または効率的にするツールやワークフローであるのに対し、エージェントは自動運転で活動を自動化することを可能にするものであり、そのためには人間の介在が必要ないとしている。
調達した資金は、製品開発のさらなる推進と、現在27名の従業員を擁するチームの拡大に使用される予定である。
このように、11x.aiは先進的な技術を活用し、労働力の未来を見据えた大胆なビジョンを持っている。彼らの取り組みは、AIと自動化がどのようにして業務の効率性を向上させるかという新たな可能性を示唆している。今後の展開が非常に楽しみである。