3Dスキャンアプリ「Scanat」を運営するnat株式会社が1.2億円の資金調達を実施ー累計資金調達額は2.3億円

世界初ミリ単位で計測可能な3Dスキャンアプリ「Scanat」を運営する株式会社natは、総額約1.2億円の資金調達を実施した。この資金調達により、Scanatの販売体制とプロダクトの強化が行われ、株主各社とのプロジェクトが進められる予定である。
なお、今回の調達により、nat株式会社の累計資金調達額は2.3億円を突破した。

nat株式会社は、現実空間を高精度に記録する技術を提供しており、住宅リフォームや土木、インフラ、不動産などのさまざまな業界で活用されている。Scanatを活用することにより、効率的な空間記録業務や業務の標準化が実現し、人手不足の解消にも貢献している。

また、ScanatはiPhone ProやiPad Proに搭載されたLiDARセンサーを活用しており、高精度な空間の計測が可能となっている。これにより、従来の属人的な記録手法に比べて測り忘れや撮り忘れのリスクを減らし、作業の効率化が図られている。

nat株式会社は、今後もさらなる事業成長を目指し、技術の向上や機能開発・支援を行っていく。累計導入社数300社を超えるScanatの販売とプロダクトの強化を通じて、さまざまな課題の解決に取り組んで行く予定である。