3D VRインテリアデザインを展開する株式会社カラーアンドデコが、シリーズAで2.2億円の調達を完了
uniqorns編集チーム 2023.06.21
東京・港区に本拠を構える株式会社カラーアンドデコ(以下、カラーアンドデコ、代表取締役:加藤望美氏)は、今回のラウンドで約2.2億円を調達したと明らかにした。
ラウンドステージはシリーズA。このラウンドはインクルージョン・ジャパン株式会社がリードし、NESベンチャーキャピタル、株式会社吉銘、株式会社アンビション・ベンチャーズが参加した。
カラーアンドデコは、3D VRインテリアデザインに特化した企業として、物件のインテリアを正確なサイズ感で3D化し、自動配置するAIシステムやデザインデータベース構築に尽力している。そして今回の調達を通じて、商品購入機能の追加や組織拡大に向けた人材採用の強化など、事業の更なる拡大を目指していく。
現状では、物件や空き家の情報を活用して、暮らし方のシーンをバーチャルインテリア写真・オンライン3Dシミュレーターで具現化し、不動産・住宅業界に提供している。
これにより、消費者は自分にあった商品を選択し、実際に設置可能な未来の暮らしをイメージする機会が提供される。 カラーアンドデコの特徴的なサービスとして、物件の流通促進や住居以外での活用機会の提供などが挙げられる。具体的には、中古物件や空き家、オフィスや店舗などの新たな利用法をデザインし、消費者にその可能性を伝える。
一方で、消費者がどうより良い生活を実現するかそのビジョンの具体化として、カラーアンドデコは不動産・住宅業界向けにインテリアデザインの3Dシミュレーション写真を提供している。
物件広告写真や3D図面に国内外のメーカー商品の3DCG家具を正確なサイズで配置し、「そこでどういう生活ができるのか」を視覚化することで、消費者が自身に適した商品を選択する機会を提供している。これにより、中古物件や空き家の流通促進、さらには非住宅での利用可能性を促進する手段となる。
また、カラーアンドデコは商品そのものを売るのではなく、より良い生活を実現するための建材・リフォーム・リノベーション企業として、マーケティング活用の可能性を提供している。「どうよりよい暮らしになるか、よりよい自分になれるか」という消費者の視点を持ち込むことで、1,000を超えるインテリア3Dパッケージと自社商品の組み合わせによる、様々なインテリアシーンを生成することが可能である。
さらに、機能開発を強化し、オンラインで商品を選択・購入できる仕組みを提供する予定である。
株式会社カラーアンドデコは「より良い"住"と"Be"のために未来をうつす」をミッションに【テクノロジーとデザイン】で、より良い自分を手に入れるために自分の未来を可視化させ選択できることを支援する、不動産・住宅・建材に関わる企業へのサスティナブル・デジタルマーケティング支援のNo.1を目指している。