睡眠解析AIプラットフォームを提供する株式会社ACCELStars、シリーズAラウンドにて10.9億円の資金調達を実施

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睡眠解析AIプラットフォームを提供する株式会社ACCELStars、シリーズAラウンドにて10.9億円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.11.29

睡眠解析AIプラットフォームを提供する株式会社ACCELStarsは、シリーズAラウンドにおいて10.9億円の資金調達を実施した。これにより累計調達額は16.8億円となった。株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ、三井住友信託銀行株式会社、Sea Forest Circulation、鈴与株式会社、住友生命保険相互会社、パラマウントベッド株式会社、RKB毎日放送株式会社らが引受先として参加している。

ACCELStarsは、東京大学医学系研究科の上田泰己教授によって2020年8月に設立されたメディカル・スリープテック企業であり、睡眠解析AIプラットフォームや中枢神経のデジタルバイオマーカー事業、さらには睡眠健康度測定サービス『SLEEP COMPASS』など、幅広い睡眠テック事業を展開している。特に、腕時計型デバイスを用いた世界最高精度の睡眠測定アルゴリズムを基にした事業開発が進められており、企業における健康経営の支援、健康保険組合における生活習慣病予防、そして重症化予防を目的としたサービスの提供が行われている。

『SLEEP COMPASS』は、2023年5月にサービスをローンチし、企業、保険者、自治体等において導入事業者数が70に達した。これは、産業保健領域における従業員の睡眠習慣の改善に向けたニーズの高まりを反映している。また、ACCELStarsは多くの医療機関や研究者との共同研究を進めており、睡眠障害関連疾患や精神疾患、神経変性疾患領域における研究が行われている。国内外の大学や医療機関との間で144件の共同研究に関する協議が行われ、41件が倫理審査承認のもとで研究が実施されている。

今回調達した資金は、優良人材の採用や組織能力の強化、事業推進や事業開発力の強化、AIアルゴリズム開発力の強化などに活用される。また、大手企業や大手医療グループ、製薬企業との提携による営業・マーケティングの拡大も視野に入れている。これにより、ACCELStarsは睡眠解析AIを中心とした開発、マーケティング・セールス面の強化を図り、睡眠予防や睡眠医療の両面における事業の推進を目指す。

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