AGRI SMILEが約7.5億円の資金調達を実施、「テクノロジーによって、産地とともに農業の未来をつくる」累計調達額は約9.2億円に

株式会社AGRI SMILEは、「テクノロジーによって、産地とともに農業の未来をつくる」を経営理念に据え、今回、ジャフコV7投資事業有限責任組合、HERO Impact Capital 1号投資事業有限責任組合、サイドウェイズ1号投資事業有限責任組合、およびSMBCベンチャーキャピタル7号投資事業有限責任組合を引受先とする、第三者割当増資を実施し、約7.5億円の資金調達を行った。

これにより、シリーズA累計調達額は約9.2億円に到達し、事業および組織の拡大にあたり、更なる成長が期待される。

AGRI SMILEは、「テクノロジーによって、産地とともに農業の未来をつくる」という経営理念を掲げ、産地の中核をなす農業協同組合（以下JA）とのパートナーシップのもと、ソフトウェアとバイオテクノロジーによって持続可能な農業の実現に挑戦している。

事業内容は、農作物の栽培から販売、さらに産業の成長を支えるアカデミア領域におけるDXを推進するとともに、異常気象対策やカーボンニュートラルに寄与するバイオスティミュラントの研究開発に取り組んでいる。
また、研究開発事業では、規格外農作物や加工残渣といった食品残渣を原料とするバイオスティミュラントをすでに25種開発しており、関連特許の出願数は11件に拡大しているそうである。

AGRI SMILEは、全国各地のJAや民間企業と協働で、バイオスティミュラントの研究開発、農産物の解析、販売支援まで幅広く事業を展開しており、今回の資金調達により事業拡大を加速することで、日本の食や農業の発展に大きく貢献されることが期待される。