AIのミスを見つけトレーニングを繰り返すAI「Tidalflow」がプレシードにて170万ドル資金調達
uniqorns編集チーム 2023.11.04
「Tidalflow」は、オランダのスタートアップであり、ジェネレーティブAIを使用したコンテンツの精度をモニタリングするためのプラットフォームを提供している。企業がジェネレーティブAIを導入する際のハードルを下げ、トレーニングプロセスを自動化することで、効率的なAIの利用を実現している。
そのプラットフォームはまだベータテスト中だが、Google傘下のGradient VenturesやDig Venturesなどのベンチャーキャピタルから170万米ドルのプレシードラウンド調達を実施し、今後の製品版公開に向けて準備を進めている。
Tidalflowの共同創業者であるSebastian Jorna氏は、このプラットフォームが企業にとって革新的なソリューションであり、AIのトレーニングプロセスを効率化することができると述べている。Tidalflowは、自動的にリハーサル用の仮想問題を生成し、再トレーニングを繰り返すことで、ジェネレーティブAIのミスを最小限に抑えることができる。
Tidalflowは、基本サービスの無料版に加えて、プロプランとビジネスプランの2つの有料プランを提供している。これにより、企業は自社のニーズに合わせたプランを選択し、AIのトレーニングに費やす時間と人件費を削減することができる。
Tidalflowは、AIのトレーニングプロセスを効率化するプラットフォームとして急成長しており、170万米ドルのプレシードラウンド調達を受け、フロントエンドおよびバックエンドのエンジニアを増員する予定である。商用版のローンチは年末を予定している。