AIを活用した新ゲーム「CreatureCraft」開発のInfinite Canvas、Bitkraftらから600万ドル調達

Image Credits: Infinite Canvas

AIを活用した新ゲーム「CreatureCraft」開発のInfinite Canvas、Bitkraftらから600万ドル調達

uniqorns編集チーム 2023.07.20

AI開発スタジオのInfinite Canvasは13日、最新の資金調達ラウンドで600万ドルを調達したと明らかにした。このラウンドはBitkraftがリードし、HBSE、Warner Music Group、J Ventures、そして既存の投資家であるLightshed、Day One Ventures、Emerson Collective、Crossbeamが参加した。Infinite Canvasは、RobloxやFortniteなどのプラットフォームでユーザ生成コンテンツ(UGC)を促進・実現するスタジオであり、この分野におけるAIの新たな活用に注力している。また同社は最近、Discord上で「CreatureCraft」というAIを利用した新しいゲームを開始し、すでに10万人以上のユーザを獲得している。

Infinite Canvasは、共同創業者であるTal Shachar氏とSebastian Park氏により設立された。同社が開発したアイドルRPG(放置型ロールプレイングゲーム)は、プレイヤーがデザインしたユニークなカードをジェネレーティブAIを使って作成し、バトルで使用したりゲーム内通貨を獲得したりする。

今回の調達により、Infinite CanvasはCreatureCraftをさらに普及させる計画である。また、同社の将来の計画やジェネレーティブAIの統合計画についても詳細を明らかにした。Shachar氏は「ジェネレーティブAIがプレイヤーと開発者の間のギャップを埋めることを可能にし、すべてのプレイヤーをクリエイターに変えるという我々の使命を効果的に果たすことが可能になると信じている」とコメントしている。

また、Bitkraftの創業ジェネラルパートナーであるScott Rupp氏は、Infinite Canvasがプレイヤーのゲームとの関わり方を再構築し、新たなレベルのパーソナライゼーションと創造性をもたらすと述べている。